リトアニアフェアは
5月15日(日)をもちまして
終了いたしました。
リトアニアでよく使われる食材のビーツ、じゃがいも、キノコ、ディルはもちろん、リトアニアの食卓に欠かせないサワークリーム、カッテージチーズなどの乳製品をアクセントに取り入れたワンプレートメニューです
彩り鮮やかなリトアニアドーナツに2種にぴったりなアイスとソース、シロップをトッピングしました。すっきりとした優しい甘さの口どけの良いアイスと、もっちり食感のドーナツの組み合わせが絶妙です。ソースもアクセントとなり、くせになるドーナツプレートです。
2022年は日本とリトアニアの友好100周年
見た目も味も、
北欧の香り漂うリトアニアメニューを
是非、ご賞味ください
リトアニアは、バルト三国の南に位置する緑豊かで美しい湖が広がる北欧の国です。
国土はバルド三国の中では最も大きいものの、北海道の約8割程度の面積で、日本では第二次大戦中に在リトアニア日本領事館でユダヤ人に「命のビザ」を発行したことで知られる、杉原千畝氏が有名で、映画や書籍などで記憶している人が多いかもしれません。
リトアニア料理の歴史は600年以上前にさかのぼり、周辺諸国との歴史的なつながりや影響から、料理の類似点が多くありますが、リトアニア独自の伝統も持ち合わせています。
味だけではなく見た目も大切にした料理が多く、色彩豊かな野菜を使ったメニューや、ハーブなどできれいに飾りつけます。
また、スープはリトアニア料理にとって特別な存在として親しまれており、体を心地よく温め、健康と満足感を与えてくれると信じられています。
リトアニアのスープは材料が豊富で、伝統的なものは、3分の2のスープと3分の1の具材から成り立ち、パンと一緒に食べるのが主流です。ライ麦は古くから大切な農産物で、リトアニア人の日々の食卓に欠かせないライ麦パン=黒パンはリトアニア人の日々の食卓に欠かせないものです。
料理研究家・フォトエッセイスト口尾麻美
旅で出会った食材や道具、ライフスタイルが料理のエッセンス。
異国の家庭料理やストリートフード、食文化に魅せられ写真に収めている。
旅をテーマにした料理は書籍や雑誌、イベントなど通して発信。各国のキッチン道具を収集。
著書に『旅するリトアニア』『まだ知らない 台湾ローカル 旅とレシピ』他
2022年8月は初のインテリア本刊行予定
読売新聞土曜夕刊 月一料理連載中